手ぬぐいの正しい洗い方&アレンジ方法!

公開日:2014年1月15日

最近、おしゃれ雑貨としても人気の手ぬぐい。しかし、せっかくプレゼントでもらっても、引き出しにしまったままの人が多いのでは?

色も柄もさまざまな手ぬぐい! 最近はデザインも豊富になってきた

色も柄もさまざまな手ぬぐい! 最近はデザインも豊富になってきた

一度、洗濯してみると分かるのだが、手ぬぐいは端がほつれやすいもの。そのため、ハンカチのように“ガッツリ”使っていいのか迷ってしまう。さらに、染色がきれいな手ぬぐいだと、色落ちも気になるし……。

そこで、手ぬぐい専門店かまわぬの秋葉美保さんに、正しい手ぬぐいの洗い方を聞いてみた。

「手ぬぐいは、たっぷりの水で手洗いすることをオススメします。つけ置きだと色落ちの原因になりますし、漂白剤は生地を傷める原因となるので注意してください。また、洋服などほかのものと洗濯すると色移りの原因になってしまうので、気を付けてください」(秋葉さん)

色落ちは、数回洗っていくうちに落ち着くとのこと。洗濯の度に増す風合いも楽しみのひとつだろう。強い直射日光の下で干すと色あせしてしまうことがあるので、陰干しがオススメだ。

手ぬぐいの端がほつれることがあるのだが、普通に切っていいの?

「始めのうちはほつれていくもの。なので、長く出てしまった糸は、はさみなどで切って下さい。しかし、短いフリンジ状の糸は切らない様にしましょう。フリンジを切ってしまうとほつれが止まらなくなります。」(秋葉さん)

けれど、手ぬぐいの端を切りっぱなしにしている理由はあるの?

「タオルなど厚手のものはなかなか乾きにくいもの。それに比べ手ぬぐいは端を縫っていないので乾きが早く、汚れやホコリがたまらず衛生的で、高温多湿の日本の気候に合っているんです。また縫い目が無いため、結んだり切ったりして使う時などにも扱いやすいんですよ」(秋葉さん)

さらには、日常遣いのアイデアも聞いてみた!

「柄が素敵なものは棚に飾ったり、テーブルに敷いたりとインテリアになります。季節や気分に合わせ、気軽に柄を変えられるのも良いところ」(秋葉さん)

いろいろな形状のものを包むことができる。

いろいろな形状のものを包むことができる。

秋葉さんのアドバイスをもとに手ぬぐいのオススメの使い方をまとめてみた。

オススメの使い方

・身につける…スカーフ代わりに首に巻くなど、オシャレのアクセントに
・インテリア…思い切ってテーブルコーディネートやお部屋に飾ってみよう
・ラッピング…プレゼントを包んで差し上げればプラスアルファに。ペットボトルやティッシュボックスなど身近なものを包んだら簡易ケースにもなる
・贈り物…ちょっとしたお祝いやお返しの品にも使える。名入れやオリジナルオーダーなんてサービスもあるそうだ

アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができる手ぬぐい。日常を彩るアイテムとして取り入れてみてはいかがだろう?

(ミノシマタカコ+ノオト)

<関連リンク>
▼手ぬぐい専門店かまわぬ
http://www.kamawanu.co.jp/

<オススメ記事>
▼大きなお風呂でゆったり♪ 自宅のご近所大浴場・銭湯の魅力
https://www.chintai.net/news/201312/26-02/

リンクをコピー
関連記事関連記事