超簡単で超美味しい! グルメ漫画のレシピを実際に作ってみた

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『孤独のグルメ』、『深夜食堂』、『信長のシェフ』など、ドラマ化される作品が目立つ“グルメ漫画”。特に近年の作品は、昔に比べて家庭で実践しやすそうな“レシピ要素”の強い作品が増えているという。

施工中と完成後の「サウスウッド」。これだけの大型施設で、木材があらわになる光景は珍しい 画像提供者:株式会社横浜都市みらい(事業主)

「オニギリ茶漬ケ」の登場シーンがこちら。このあと、美味しそうに口の中へかき込む花の様子も食欲を刺激する……!!
(c)久住昌之・水沢悦子(エレガンスイブ/もっと!)

そんな近年のグルメ漫画のなかでも、『花のズボラ飯』はオススメのレシピが多数載っている作品のひとつ。主人公・駒沢花が、夫が単身赴任中なのをいいことに、毎日の食事を手抜き料理(つまりズボラ飯)で済ませる……という物語で、2012年10月には倉科カナ主演でドラマ化もされている。作画は水沢悦子、原作は『孤独のグルメ』の原作者でも知られるグルメ漫画界の重鎮・久住昌之という点でも話題となった。

そこで今回は、この漫画の「16皿(話)め」に登場する、「オニギリ茶漬ケ」のレシピを紹介しよう。用意する食材は、コンビニおにぎり(鮭)、塩こんぶ、梅干し、練りわさびだ。

作り方は驚くほど簡単! 行程を追って紹介すると以下の通り。

1)おにぎり、塩こんぶ(適量)、梅干し(1個)の順にお茶碗に入れる
2)熱湯をかけ、ふやけたところを箸で突きくずす
3)最後にわさび(適量)を添えてできあがり!

実際に作ってみると、お湯をかけた瞬間、海苔と塩こんぶのい~い香りが……。ここでつい浸ってしまい時間をくったが、それでもわずか2~3分という超短時間であっさり完成した。

いざ食べてみても、こんぶと梅の塩気がちょうどいい味付けになっており、お世辞抜きで本当に美味しい! 鼻をツンと抜けるわさびの刺激もあいまって箸がどんどん進み、一瞬で食べ終えてしまった。おにぎり特有の大きな海苔があるぶん、ご飯だけのお茶漬けよりも断然食感が面白い。すっかりお腹が膨れたものの、「今からコンビニでもう1個おにぎり買ってこようかな?」と思うくらいクセになるズボラ飯だった。

ちなみに、作中では「三つ葉を添えたら完璧」という花のセリフも。ちょっと贅沢(?)にしたいときは、試したいところだ。また、同じ鮭のおにぎりでも、コンビニによってほぐし身だったりフレークだったりとさまざま。自分の好みで選んでみるのも楽しいかもしれない。

あっという間にできるだけでなく、材料も安上がりなこのレシピ。とくに、節約生活を送っている一人暮らしの若者にはもってこいかも? ぜひお試しを!

(松本まゆげ+ノオト)

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