読書の秋! 黄ばんだ本を復活させる方法

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黄ばんだ本、復活させることはできる?

秋といえば読書のシーズン。昔読んだ本を読み返そうとしたら、「黄ばんでいる!」なんてショックを受けたことはないだろうか?

中古で買ってきた本が黄ばんでいた! なんてときも紙やすりで磨けば大丈夫そうだ。

中古で買ってきた本が黄ばんでいた! なんてときも紙やすりで磨けば大丈夫そうだ。

長年閉じられていた辞典を開くと、淵部分は黄ばんでいるのに、中央部分は白いままという状態になっていることがあるだろう。これは、紙に含まれているリグニンという成分が光に当たったり、空気中の酸素や熱の影響を受けたりして、変化することが原因なのだ。

読書そのものに支障はないが、お気に入りの本や高額な辞典などは、できればきれいな状態に保っておきたい。一度、黄ばんでしまった本を復活させることはできないものか。中古本販売チェーン店「ブックオフ」にアドバイスをもらってみることにした。

ブックオフカスタマーセンターの担当者:「お客様からお売りいただいた本が黄ばんでいた際には、専用の書籍研磨機で磨いています。完全に元通りというわけではありませんが、黄ばみが薄くなりますよ」

なるほど。残念ながら、買い取り以外の本を磨いてくれるサービスは展開していないようだが、“磨く”というヒントを得た。そこで、思いついたのが「紙やすり」。紙やすりなら手軽に購入できるし、自宅でもできる。さっそく実験だ。

今回試すのは、「週刊誌」「単行本」「マンガ」の3種類。どれもお気に入りの本なのだが、保管方法が悪かったのか黄ばみが目立つ。特に「プレイボーイ」は筆者が大好きな長澤まさみちゃんが表紙ということもあり、絶対に復活させたいところなのだが……。

まずはマンガから挑戦。紙が破れないように優しく磨いていく。

いかがだろうか。写真左側が紙やすりで磨いた側面。黄ばみが取れ、もとの白い状態に戻った。半信半疑だったが、ここまで白くなるとは正直驚きだ。

同じ要領で単行本も磨いてみた。実はこの本は中古で購入したもので、最初から黄ばみがひどかった。さすがに厳しいかと思ったが、2~3分くらいヤスリがけをしたところ白くなった。

いよいよ雑誌「プレイボーイ」に挑戦。心のなかで「まさみちゃん…まさみちゃん…」と唱えながら磨いていく。結果は見事成功! やったー! これで気持ちよく、まさみちゃんが拝めるぞー!

見事“紙やすり作戦”は成功。注意点は紙が破れないよう磨くだけ。ただ雑誌の場合は、カラーページなど薄い紙があるので、そのページだけは避けるようにしよう。気にせず、一気に磨いたら、大事にしていた袋とじページがボロボロになんてことにもなりかねない。

そもそも本や雑誌の黄ばみを防ぐには、なるべく光を当てず、涼しく乾燥した場所に空気と触れにくい状態で保管することが重要だ。ブックカバーで包んで本棚に収納するのも手だろう。あなたも大事な本が黄ばんでいたら、紙やすりで磨いてみては?

(播磨谷拓巳/ノオト)

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