吉野家が始めた一人鍋専門店「いちなべ家」に行ってみた!

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自分一人だけど、さっとおいしい鍋が食べたい! そんな願いを叶えてくれる一人鍋専門店「いちなべ家」が東京・神保町にオープンした。ネットを中心に早くも話題になっているようだが、はたしてその実力はいかに?

11時~15時までのランチタイムはご飯が無料! 肉の種類も牛や豚、肉だんごに変更可能だ

11時~15時までのランチタイムはご飯が無料! 肉の種類も牛や豚、肉だんごに変更可能だ

一人暮らしだと、外食やコンビニ弁当で晩ご飯を済ませてしまう人も多いのではないだろうか。きちんと自炊すれば出費も押さえられるし、なにより栄養が偏らないよう調整できるのはわかっているのだが……。

そこで、たまには比較的楽に作れそうな鍋でもやってみるか! と思ったが、いかんせん時間がなかったり、材料が余ったり、片付けが面倒くさかったり。なにより、一人ぼっちの部屋で鍋をつつくのは寂しすぎる! というわけで、神保町にオープンした「いちなべ家」に行ってみることにした。

いちなべ家とは、大手牛丼チェーン店「吉野家」が新事業として始めた一人鍋専門店。ターゲットは20代~30代の働く男女で、「栄養が豊富にとれる鍋を一人でも気軽に楽しんでもらいたい」という思いから開店に至ったそうだ。

こちらがいちなべ家の外観。吉野家おなじみのオレンジ字に黒い文字ではなく、こじゃれた空気が漂っている。吉野家の系列店とは言われなければ、気づかないだろう。店内も白を基調にした清潔な雰囲気だ。店舗面積は約80平方メートルと、既存の平均的な牛丼店に比べて、ややこじんまりとした店構えになっている。

席はカウンター席のみ。一席ごとにIHクッキングヒーターが設置されている。なるほど、自分で鍋を作っていくということか……。店員さんオススメの「牛すき鍋」(830円)を注文してみた。

待つこと5分ほど。牛丼ほどではないが、なかなか早い。時間がないときでも大丈夫そうだ。目の前に並んだのは、肉や野菜、生卵など、鍋一式セット(ごはんは別料金)。なかなか豪勢な内容に、早くもワクワク!

割り下が温まるのを待ち、あとは食べ進めていくだけ。肝心の味は……うまい! 甘辛い割り下で煮込まれた肉は柔らかく、野菜も甘みがしっかりしている。一人で肉や野菜を入れていかなければならないが、自分のペースで食べ進められるのも一人鍋の醍醐味なのかもしれない。

具材のなかには麺も用意されている! 鍋はシメも肝心。白飯を入れておじやにするのもよし、麺を入れて牛すきうどんにするのもよし。最後まで大満足の内容だった。

この内容で、830円というのは安いのでは? しかも安いからと言って具材に手を抜いているようすもなく、味も100点満点に近い。「うまい・安い・はやい」の吉野家文化3拍子を備えているといって過言でもないだろう。ほかにも「ちゃんこ鍋」や「豚しゃぶ」(以上780円)、「きのこと鶏だんご鍋」(830円)など、計7種類の鍋を用意しているので、ローテーションで回していけば飽きることもなさそうだ。

さて、気になるのは周りの目だが……筆者が訪れたのは土曜日のランチタイムを過ぎた16時ごろ。店内には、男性の2人客が1組と男性の1人客が5組、女性の1人客がいた。みんな黙々と鍋をつついており、特に周囲を気にする様子はない。落ち着いて鍋を楽しむことができた。家での一人鍋もいいけれど、広い空間で黙々と一人鍋をつつくのも悪くないという印象だ。

これから寒くなりにつれ、おいしくなってくる鍋。近くに訪れた際にでも、一度足を運んでみてはどうだろうか。

(播磨谷拓巳/ノオト)

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