ワンルーム(1R)に同棲は難しい?メリット・デメリットをわかりやすく解説
目次
ワンルーム同棲のデメリット(注意点)
ワンルーム同棲のデメリットは以下の5つです。
・距離が近すぎて相手の嫌な部分も見えてしまう可能性がある
・プライベートな時間の確保が難しくなる
・お互いの生活リズムが合っていない場合ストレスにつながる
・けんかをした際に距離を置くことができない
・収納が少なく、ふたり分の荷物で住居スペースが圧迫される
それぞれの細かい内容は以下の通りです。
距離が近すぎて相手の嫌な部分も見えてしまう可能性がある
ワンルームで一緒に生活するとなると、どうしても距離が近くなってしまい、相手の嫌な部分が見えてしまいます。テレビの音量やドアの開け閉め、服の脱ぎっぱなしなど、自分の生活のスタイルと相手に違いがあればストレスが溜まってしまうかもしれません。部屋が狭い分、このような相手の嫌なところが目に入りやすくなります。
反対に、相手に気を遣いすぎて疲れてしまう可能性もあります。「一緒にいるから会話をしなければいけない……」「自分の好きなことをしたいけど、相手が嫌な気持ちになるかな?」など、同じ空間にずっと一緒にいることで息苦しく感じるかもしれません。
このような相手の嫌な部分は、部屋が多いことで改善される可能性もあります。1LDKや2K/DKの間取りの場合は各々の空間で過ごせるため、相手の嫌な部分を見る回数は減るでしょう。
プライベートな時間の確保が難しくなる
ワンルームの部屋で一緒に生活していると、お互いのプライベートを確保しにくくなります。部屋が2つ以上あれば、それぞれの部屋でお互いプライベートを楽しむこともできますが、ワンルームの場合はなかなかそれが叶いません。
仕事や友達と遊びに行く以外の時間は、一緒の空間で過ごさなければなりません。お互いが1人になれるスペースがないと、それぞれがストレスを感じてしまうこともあります。お互いのプライベートを確保することで、ふたりの時間がさらに楽しくなったり、お互いをより大切に思ったりできるようになります。
さらに、ワンルームの賃貸物件だと、どちらかが家にいる場合、お互いの友人や家族を気軽に呼べません。相手の友達が来てもパートナー・友人がどちらも気を遣ってしまう可能性もあります。
お互いの生活リズムが合っていない場合ストレスにつながる
生活リズムが異なっているカップルの場合、ワンルームでの同棲は特におすすめできません。たとえば、彼氏が朝型の生活、彼女が夜型の生活の場合、彼氏はすぐに寝たいのにテレビやお風呂の音や電気の明かりですぐに寝ることは難しいです。反対に、彼氏が朝早く起きたときの生活音で、彼女が目覚めてしまう可能性もあります。
このような生活リズムの差が続くとお互いが睡眠不足になり、ストレスも溜まってしまうのです。生活リズムの違うカップルが同棲をする場合は、最低でも居間と寝室は分けておく必要があります。
けんかをした際に距離を置くことができない
どんなカップルでもけんかをすることはあります。ワンルームで同棲しているカップルがけんかをした場合、どんな状況でも、顔を合わせてしまうため逃げ場がありません。気まずい思いをしたまま同じ空間で過ごさなければならず、お互いがつらい思いをしてしまいます。
2部屋以上あればどちらも頭を冷やすこともできますが、けんかをした状態で、顔を合わせ続けてもお互いの怒りはおさまりづらいかもしれません。
収納が少なく、ふたり分の荷物で住居スペースが圧迫される
メリットでも紹介した通り、一人暮らし用のワンルーム賃貸物件は収納スペースが十分にありません。荷物が多いカップルの場合、お互いの荷物が家の中に入り切らず、処分する必要もあります。
どうしても処分できない場合は、レンタル倉庫を利用するのも手段の1つです。ただし、レンタル倉庫には費用がかかるため、ワンルーム以上の賃貸物件を借りる方が安いケースもあります。
ワンルームでの同棲は、家賃の安さを重視するならおすすめ!
ワンルームには一人暮らし向けの部屋も多いですが、場合によっては同棲カップルも生活できます。そんなワンルームでの同棲は、家賃を抑えたいカップルへ特におすすめです。
ワンルーム同棲には家賃や掃除の楽さ、立地などといったメリットがあります。その反面、相手の嫌なところが見えたり、お互いのプライベートを確保しにくかったり、といったデメリットもあります。メリット・デメリットを理解して、楽しい同棲生活を過ごしましょう。
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