「ただいま〜」と帰宅すると、「ニャア〜」と答えてくれるのがたまらなく嬉しいんです、という良子さん。彼女が一人暮らしを始めて寂しくないように、実家で飼っていたミケ猫の「りんちゃん」との同居をご両親が勧めてくれたそうです。 今のお部屋は、「オートロック」「IHクッキングヒーター付き」で築年数のわりには内装がきれいでした。ペット可とうたった物件ではありませんでしたが、大家さんに相談したところ意外にもペットOKという嬉しい返事をもらえたそうです。
バス・トイレが別でないなどの妥協点もあったそうですが、美容師である彼女は帰りが遅いことも多く、都心で駅から近いことが決め手になったということです。「ある程度のあきらめも重要な気がします。迷い過ぎると疲れてしまいますから。私の場合は、3件目である程度満足のいく物件を見つけることができました」とのこと。
賃貸住宅でペットと一緒に暮らすのに大切なのは、マナーとヘルスケア。防音設備や部屋に傷や汚れをつけず、ノミやダニなどが発生しないような工夫をしたり、病気の予防などにも配慮が必要です。また、住人たちとの関係も気になるところです。 「犬より猫のほうが飼いやすいかもしれません。鳴き声も小さいですし、ペットと散歩に出ることはないので、他の住人に気をつかうことが少ないと思います。住人の方もペットを飼っているので、なにかと話が弾みます。日中は猫専用ケージに入れていますので静かに寝ているようです。猫は爪で壁を傷つけてしまうので、ケージの中に爪とぎ場を作ってあげています。滑りやすい床には、ノミやダニを防御するオイルを染み込ませたカーペットを敷いています。帰宅してからはけっこう遊びますが、遊んでいるうちに心が癒されます」と、良子さんは自分だけでなく、ペットも快適に暮らせる工夫をしています。
ペットと一緒に暮らす魅力について伺ってみました。 「実家にいるときからずっと飼っているので、私にとってペットは家族という感覚です。言葉は交わせませんが、抱っこしたり頭をなでたりして話しかけると、私の心が伝わっているかのようです。帰宅するといつも嬉しそうに迎えてくれるので、それだけで疲れが癒されます。今は仕事とペット中心の生活なので、自分の余暇を愉しむ時間はありませんが、ペットが生活の潤いになっています。ひとりではない気がして、とても心強いんです。」
お部屋のインテリアもですが、自宅にいるときは洋服もメイクもナチュラル志向。「ペットと共に自然体で暮らすのが好き」という良子さんは、一人暮らしをさらに充実させていきたいそうです。
美容師としてのキャリアを積んでいる良子さんは、仕事が忙しく遅くなるときは深夜にまでおよぶこともたびたび。大好きな仕事とはいえ、1日中立ち通しなうえ食事時間も不規則なので、疲れてしまうことも・・・。そんな疲れを癒すために、バスタイムと音楽とりんちゃんとのひとときは欠かせないそうです。
なんといっても一番心が癒されるのは、猫の「りんちゃん」。そのりんちゃんのお気に入りがケージの2階のベッド。ポカポカと日当たりのいい南向きの場所で、日中はほとんどそこで寝ているんじゃないかな・・・。帰宅すると大喜びして迎えてくれます。
バス・トイレ別ではなかったので、バス&トイレをくつろげる空間として工夫しました。トイレの水洗タンク回りにアートフラワーを飾り、華やかさをプラス。バスタイムをいつでも気持ちよく爽やかに演出できるように、アロマの香りを漂わせています。
引っ越しが決まってから、デザインが気に入ってすぐに購入を決めたミニコンポ。疲れて帰るとすぐに好きな音楽をかけるのが習慣に。音楽を聴きながら、なぜかマニュキュアを塗ることが多いという良子さん。ディスプレイもおしゃれな雰囲気に。
ペット可の物件は数が限られてしまいますが、絶対譲れない条件と、妥協点をはっきりさせておくと、意外に予想もしていなかった好条件の物件に出会えるかもしれません。私は、バス・トイレ別ではないことや、キッチンが狭いということに妥協しましたが、それ以外はけっこう満足しています。