ウーマンCHINTAI - 女性のお部屋探し&暮らしの情報サイト
ウーマンCHINTAIトップ「私」のプライベート空間
Interview 「私」のプライベート空間 バレリーナ 泉恵理さん
インタビュー1遠藤よしえさん(元cancamモデル)
自分の好きなものに囲まれ、自分らしさを表現できる空間

バレエ学校に入学するため、地方から上京しました。最初は親戚の家に居候しながら、「駅の近く、オートロック付きのマンションで2階以上の部屋」という条件で、半年ほどかけてじっくり探しました。家賃の割にちょっと手狭かなと思いましたが、広さより「駅に近い」という利便性を重視して選びました。
私の部屋は、不動産屋さんなどでよくうたい文句にされる「南向きの角部屋」です。条件としてはよいのですが、夏は風が通らずムシムシして大変。下見のときには気づかなかったのですが、玄関の向かいの非常階段が壁になって風の通りを妨げているんです。つい見落としてしまいがちですが、これからお部屋探しをされる方は、こういう点も考慮したほうがいいですよ。
今度お部屋探しをするときは、凹型の外観で中庭のある、どの部屋も吹き抜けになっているようなマンションがいいなと思っています。

ここに住んでもう10年になります。インテリアは、自分の気に入ったものを納得のいくまで探して少しずつ揃えました。
そうそう、お部屋を探したときの条件がもうひとつありました。それは「絵を飾る空間」が充分にあること。大好きなアールヌーヴォの画家「アルフォンス・ミュシャ」の絵を飾りたかったのです。他にも、骨董市や画廊で買った絵画やお気に入りのリトグラフやポスターが映える額を探してきてはお部屋に飾っています。一度に全部の絵は飾りきれないのですが、絵を替えるだけでも、気分がかわって愉しいです。

インテリアの中心は「絵画」と「アンティーク家具」ですね。家具は、こげ茶のアンティークか、その雰囲気をもったリプロダクションで統一することにこだわっています。ヨーロッパのアンティーク家具で揃えるのが理想ですが、どうしてもお値段が張るものなので、そういう雰囲気のモノを骨董市で探したり、新しい家具の場合もアンティーク風のモノをじっくり選ぶようにしています。家具って、最初にセットで揃えてしまいがちですが、必要なモノを少しずつ揃えていったほうが経済的ですし、一つひとつに愛着がわいてきます。
手狭な間取りは、必要なモノだけを手の届く範囲にコンパクトにまとめられる利点があります。広すぎるとどうしてもモノが増えたりしますが、私はそのときの気分に合わせ、気に入ったモノだけを選んで飾っています。



■左上:こげ茶のアンティーク家具にホワイトや薄いブルーのリネン類で爽やかなイメージのインテリア。

■右上:大好きなアルフォンス・ミュシャの絵画が壁に整然と並んでいる。

■右:インテリアにぴったりとマッチしている、素敵なコーヒーカップコレクション。




PROFILE 泉 恵理
香川県出身、世田谷区在住。日本音楽学校バレエ科卒。10歳からクラシック・バレエを始め、近藤博バレエ研究所にて、近藤博、向井みちるに師事する。
現在は、さいたま市大宮区のバレエ教室で幼児、児童を指導し、品川区のバレエスタジオにて講師を務めている。また、スポーツクラブやカルチャーセンターでの一般の方への指導など、広範にわたる活動の中でバレエの振興に日々情熱を注いでいる。
バレリーナとしては、日本バレエ協会の公演を中心に「日本バレエ協会文化庁主催・都民芸術フェスティバル公演」「東京小牧バレエ団公演」「日本バレエ協会全国合同バレエの夕べ」など、舞台では華麗な姿を披露している。







■バレエ教室で指導する一方、舞台ではバレリーナとして華麗な姿を披露している。

アールヌーヴォの美しい絵を見ていると、どこからかクラシックの曲が頭の中に流れてきます。子どもの頃からバレエとピアノを習っていましたが、私にとって、絵画と音楽とバレエはつながっているのかもしれませんね。
休日には、よく外に出かけます。映画を観たり、美術館にもよく行きます。そして、外から帰って自分の部屋でゆっくりと映画のパンフレットを見たり、美術館の図録を見たりして余韻を愉しんでいます。私の部屋は、外で受けた刺激を自分の中で消化して、明日へのエネルギーが沸いてくる空間でもあります。同時に、いつでもやすらぎの瞬間を演出してくれる、とても大切なプライベート空間です。
私は一人暮らしですので、自分の好きなものに囲まれて暮らしていきたいのです。日々生活をしていく場所ですが、それだけではなく、自分らしさを表現できる快適な空間にしていきたいと思っています。