「コーヒー染め」のやり方解説!アイテムを味のある風合いにしてみよう

公開日:2014年11月20日

自宅で簡単にアレンジ!コーヒー染めにチャレンジしてみよう

芸術の秋に自宅でちょっとした染め物体験はいかがだろう。アイテムの表情に変化を与えてくれる「草木染め」は、天然の原料で染めるため、柔らかく優しい色合いに仕上げてくれるのだ。

コーヒー染めで身近なアイテムを味のある風合いに
コーヒー染めで身近なアイテムを味のある風合いに

なかでも、手軽に行えるのが「コーヒー染め」。今回は、実際にコーヒー染めの手順を紹介しよう。まず、準備しておくものは次の5つ。

準備しておくもの

・染めたいアイテム=今回はTシャツとハンカチを用意してみた。こうしたもの以外にも紙やレースなどでもOK
・インスタントコーヒー=コーヒーの出がらしを煮出す方法もあるが、より簡単なインスタントコーヒーを採用
・塩=染めを止めるために、ひとつまみほど使用。ミョウバンでも可
・鍋
・水

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コーヒー染めのやり方

コーヒー染めに使う材料

では、「コーヒー染め」スタート!

コーヒー染めの工程:Tシャツとハンカチを水洗いする
流水でじゃぶじゃぶ洗う

まずは、染まりやすくするために、アイテムを水洗いして汚れや糊などを取る。

コーヒー染めの工程:鍋にTシャツとハンカチを入れ、インスタントコーヒーを入れる
鍋にいれたアイテムのうえにインスタントコーヒーをパラパラと投入

どれくらいの濃さに染めたいかにもよるが、今回はインスタントコーヒーの表示にそって、湯150mlあたりコーヒー2gという目安に準じて、1リットルの水にコーヒー14gを溶かしてみることにした。

コーヒー染めの工程:Tシャツとハンカチを鍋で気になる風合いになるまで煮る
焦げ付かないよう、さい箸でまぜる

気に入る色合いになるまで、火で10分ほど沸かしていく。

コーヒー染めの工程:鍋に塩を入れる
まんべんなく塩をふりかけて溶かす

適度な色味になったら、色止めの塩を投入し、火を止める。

コーヒー染めの工程:Tシャツとハンカチを水で洗う
しっかりと洗い流すことで色移りを防ぐ

余分なコーヒーを取り除くため、水で洗い流す。ここで火にかけていた時の色から2トーンくらい落ちてしまうので、それをふまえたうえで、色止めをした方がいいだろう。

コーヒー染めしたTシャツとハンカチの完成
ふんわりとコーヒーの香りが漂う

あとはしっかりと干せば完成だ!

インスタントコーヒーで、アンティークな風合いの染め物が簡単にできあがった。染め上がり具合は、綿100%のTシャツより、化学繊維のハンカチの方がよく染まったような印象。

TシャツのBefore

Tシャツをコーヒー染めする前

TシャツのAfter

Tシャツをコーヒー染めした後

ハンカチのBefore

ハンカチをコーヒー染めする前

ハンカチのAfter

ハンカチをコーヒー染めした後

干している時間を除けば、所要時間は20分ほど。あなたも気軽に実践できる「コーヒー染め」で、アイテムに秋色の彩りを加えてみてはいかが?

(佐藤陽子+ノオト)

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