夏バテ気味のあなたに!「アロマ足湯」のススメ

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夏場は暑さのあまり、シャワーだけで済ませてしまう人が多いと思う。しかし、それでは、翌日になっても疲れがとれておらず、身体のだるさを感じてしまうことも……。そんなときに試してもらいたいのが、アロマの足湯だ。

アロマの効能を知れば、体調にあわせてブレンドすることも可能だ

アロマの効能を知れば、体調にあわせてブレンドすることも可能だ

足湯とは、湯に足をつけることで血の巡りを良くし、汗をかくことでデトックス効果も期待できる健康法。これにアロマの精油を数滴垂らすことでふわっと良い香りが広がり、精油が持つリラックス作用、むくみ改善、水虫ケアなどの効果をプラスできたりする。

今回はナード・アロマテラピー協会認定校「あろま道」の代表を務める天野葉子さんに、夏にオススメのアロマ足湯法について聞いてみた。

「アロマ足湯は洗面器に両足のくるぶしがつかる程度のお湯をはり、お好みの精油を入れるだけと、とても簡単にできます。これに塩を入れると発汗作用が高まりますし、ハチミツを入れれば、美肌効果も期待できます。塩、ハチミツともに大さじ1程度を目安に入れてください」

足湯をする際は、42~3度の熱めの湯にするがポイントという。足をつける時間は身体がポカポカ温まる10分前後が理想というが、長風呂ならぬ「長足湯」を楽しみたい人は、差し湯をしながら調整してみよう。

天野さんには、さまざまなシーンに合わせたアロマ足湯も聞いてみた。

■サンダル歩きで足がクタクタな時
・ラベンダーアングスティフォリア…2滴
・ローズウッド…1滴

■冷房で冷えた時
レモングラス…2滴
マジョラム…1滴

■水虫ケアをしたい時
・ティートゥリー…1滴
・パルマローザ…2滴

■むくみを取りたい時
・サイプレス…2滴
・オレンジスイート…1滴

「精油の効果を期待することも大切ですが、お手持ちのアロマをお好みで組み合わせて、好きな香りを嗅ぐだけで、人はリラックスできます。また、足を温めることで心臓に戻る血流が子宮を温めてくれるので、筋肉量が少なく、冷えやすい女性にはオススメの健康法なんです」

誰でも簡単に実践できるアロマ足湯。毎日とはいかずとも、週に2~3回ゆったりつかってみるのも悪くないかも。夏バテ気味という人は、ぜひ試してみて!

(両角はるか+ノオト)

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